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一次産業へようこそ!
求人特集vol.6

一次産業とは

一次産業とは、農業・酪農畜産・林業・漁業などです。普段は聞きなれないですが、二次産業とは自然界から採取した資源用いて加工する産業で、製造業・建設業などが当てはまります。次いで、一次産業・二次産業に当てはまらないものが三次産業と呼ばれ、商業・金融・サービス業などが分類されます。
マイナビ農林水産ジョブアスでは、おもに一次産業に関わるお仕事の情報を掲載していますが、中には一次産業で得た生産物の販売や、研究開発の職業など生産現場に限らないお仕事も掲載しています。

ここでは、おもに一次産業の生産現場への就職・転職を検討する際に事前に知っておいていただきたい情報をまとめています。

農業

「農業」には、野菜やお米を生産する畑作のほか、牛乳を搾る「酪農」や食用肉を出荷する「畜産」(養豚・養鶏含む)、花を育てる「花き」。庭園や花壇を作ったり手入れを行う「園芸」なども農業というカテゴリーに属します。

農業

林業

「林業」と主に木を育て森林を保全し、育った木を伐採して利益を得る産業です。近年の林業の役割はそれにとどまらず、豪雨や台風などの被害を抑えるための造林・間伐といった治山事業といった側面も高くなっています。

林業

漁業

漁をする漁師のほか、陸で稚魚から育てる養殖業や、加工を行う工場まで幅広い分野を指しています。獲る魚の種類や漁の種類により漁師の生活パターンはガラッと変わりますので、希望の地域で獲れる魚や漁の方法の調査は大変重要です。

漁業

一次産業の人口と特徴

  • 農業
  • 林業
  • 漁業

農業の人口

農家人口は1990年から2000年の10年間で20%以上減少しており、地域別では都市部での減少割合が著しく高い状況であり、1990年に557万人いた農業人口は2020年には111万人まで減少しています。2020年では、農家人口は2000年の約60%まで減少している現状です。このように、農業就業者数が引き続き減少する予測の中、将来にわたって持続可能な力強い農業を実現するため、担い手の育成・確保を推進するための研修や様々な資金援助の制度があり、国や自治体が積極的に担い手の確保を推進しています。これまで未経験から農家となっていた方の事例も増えてきており、これから新規参入する方の受入れ土壌が整っています。

エリア別の特徴

北海道

日本の面積の約5分の1を占める北海道。地域それぞれ異なる地形や気候に合わせて様々な農作物を栽培する日本の食糧倉庫です。冬は厳しい寒さに覆われるため、営農期間は短いものの農業算出額は全国1位をキープし続けていることからも、北海道の農業が盛んであることがお分かりいただけるのではないでしょうか。北海道と言えば、広大な農地での機械化された畑作のイメージが強いかと思います。ジャガイモの全国シェアは約80%、トウモロコシは約40%、大豆も同じく約40%以上を占め、品質の良い農産物を供給しています。一方で、施設野菜や花き栽培などが盛んな地域も多く、立茎のアスパラガスやトマト、カボチャ、イチゴなど複数の作物を少量ずつ栽培する農家も増えています。言うまでもなく酪農も盛んで、広大な農地をいかし、牧草の栽培から自分たちで行うことが特徴。牧草収穫時期は、非常に忙しくなるものの自分たちで家畜の食糧を生産できるのは為替や外的要因に左右されにくい安定さがあるとも言えます。畑作・酪農に限らず、自治体や企業が管理する研修施設が豊富にあり、技術を学びやすい環境であることも魅力の一つ。専業農家・兼業農家(半農半エックス)など幅広い農業スタイルに対応が可能なエリアと言えるでしょう。

東北

東北地方は奥羽山脈によって東西に分かれ、それぞれで気候が異なる地域となっています。太平洋側は一年を通して天候は比較的穏やか。暑すぎず寒すぎずといった気候で降雪量は少な目です。一方の日本海側は、夏は穏やかな気候ですが冬は豪雪に見舞われることもあります。農業産出額は青森の7位から秋田の18位までの中に6県全てが含まれることから農業に力を入れているエリアであることがわかります。連なる山々から各地域に川が流れることで肥沃な土壌が育まれているという地理的な条件もプラスに働いています。そして、各県それぞれに代表的な農産物があります。青森県はリンゴやニンニク、ゴボウ。岩手県は広い牧草地での乳牛や肉牛の飼育。宮城県は米や名物鍋にも貢献しているセリ。県名を冠したブランド米である「あきたこまち」が有名な秋田県。山形県は米沢牛やサクランボ。福島県はモモやキュウリが全国一の生産量を誇ります。東北地方の農業は担い手の高齢化の進行や2011年に発生した東日本大震災の影響もあり、農業法人の元に農地が集約される流れが強まり大規模経営化が進んでいます。そのため、東北各県の新規就農者は法人に雇用される割合が高くなっているのです。「法人に雇用されて生活が安定した環境で農業を学び、いずれは独立を」と考えている人にとっても良い環境です。

関東

関東地方は面積で言えば日本の10%に満たないのですが、人口のおよそ30%が暮らす食料の大消費地となっています。あまり農業が盛んではないイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。例えば、茨城県は農業産出額で北海道、鹿児島に続く第3位。鶏卵、メロン、レンコン、クリなど多くの品目で全国一の産地となっています。千葉県もそれに続く全国4位の農業県です。有名なラッカセイの他にもカブやナシは全国トップ。「とちおとめ」をはじめ、多くのブランドイチゴを栽培する栃木県、コンニャクイモやキャベツ、キュウリの群馬県、サトイモやコマツナの埼玉県など、農業は各県で大事な産業となっています。関東圏の農業の特徴の一つとして、水田や畜産よりも野菜や果樹、花きを扱う農家が多いことが挙げられます。これは限られた農地を有効に活用するための手段の一つ。高い技術力を生かして面積あたりの生産性を高くしているのです。事実、神奈川県でいえば、1戸あたりの耕地面積は0.8ヘクタール。全国平均からすると1/3でありながら、キャベツやダイコンなどでは全国トップクラスの農業産出額をあげているのです。東京都も生産量は多くありませんが「TOKYOブランド」の農畜産物の価値向上と普及に努めています。環境条件に合わせて様々な農業を行っているのが関東地方と言えるでしょう。

東海

全体的に温暖な気候の太平洋側に位置しているのが静岡県、愛知県、岐阜県、三重県。実は東海地方で最も農業生産額が多いのが大都市名古屋を有する愛知県(全国8位)なのです。全国No.1の産出額を誇るキャベツを始めとした野菜だけでなく、花きではキク、バラも全国トップ。果実や畜産も盛んです。静岡県は耕地の約65%が畑となっていて、茶や果樹などの樹園の広さでは日本一。荒茶の生産量、普通温州ミカン、温室メロンの収穫量、清流を活用した水ワサビ(根茎)の生産量もトップを走ります。一方、岐阜県と三重県の農業で名を馳せているのが牛肉の畜産です。岐阜県では山地を利用して育成した飛騨牛がブランドとして確固たるポジションを築いています。木曽川や長良川が肥沃な土壌を作る濃尾平野では米や野菜の生産も盛んです。名古屋はもちろん、京阪神の大消費エリアに近く販路が豊富な点もメリットとなっています。三重県では産出額の4割を畜産が占めています。高級牛肉の代名詞ともなっている松阪牛や伊賀牛などのブランド力は多くの人に知られています。いわゆる農家レストランの販売金額は三重県がトップ。六次化への積極的な取り組みを行っているのです。都市部では農地が宅地へ転換するケースが増え、農業就業人口はやはりここ数年で大きく減っています。若手の人材確保は東海地方でも喫緊の課題です。

北陸・甲信越

日本海側の地域は雪どけ水が川を流れて海へ向かうのを利用した稲作が古くから発展してきました。新潟県は米の作付面積、生産量が共に堂々全国トップ。やはりコシヒカリが主要な銘柄となっています。主食用以外にも餅や酒用の非主食米の生産も行われています。エダマメやスイカなど他の作物も盛んな農業県です。北陸の富山県、石川県、福井県も耕地の中心となっているのは米づくりです。その一方で野菜や果実の生産は多くありませんが、石川県の加賀野菜や能登野菜、福井県の福井百歳野菜といった伝統野菜の栽培に特徴が見られます。またチューリップの産地として知られる富山県では新品種が次々開発されるなど、各地で米以外の農畜産物の発展にも力が注がれています。海のない内陸県で山地や森林が多い山梨県、長野県もそれぞれ特徴のある農業を推進しています。山梨県の主力は果実。中でもブドウは全国トップの生産額で国産ワイン発祥の地に相応しく、生食用だけでなく醸造用の品種も栽培しています。ブドウ以外にもモモやスモモの収穫量も全国一位です。標高の高い長野県はレタス、セロリが全国1位、白菜も2位。高原野菜の産地として有名です。ブナシメジやエノキダケといったキノコ類、ソバの産地としても知られています。総農家数が全国一の件でもあるのです。各県とも一定の新規就農者を獲得しながら作業の効率化を行っていますが高齢化による従事者の減少は大きな問題となっています。

関西

関西地方は農業産出額の面でみると淡路島でタマネギなどの栽培が盛んな兵庫県の22位が最高です。農業規模の面では大規模なエリアとは言えません。しかし、大阪、京都、神戸などの大規模な消費地が近いこと、日本で古くから栄えていた地域であることをメリットにするための取り組みも見ることができます。牛肉文化が根付いている地域のため、滋賀県の近江牛、兵庫県の但馬牛などは高級ブランドとして名を馳せています。また京都府では九条ネギや聖護院かぶなどの京野菜、宇治茶のように栽培するだけに留まらず、農家が栽培した作物が食やお茶の文化・産業の発展にも大きく貢献しています。酒蔵が多い地域でもあるため、酒米の生産は兵庫県がトップです。一方、大阪府は農地の確保が困難なため、個々の経営面積は小さいのですがビニールハウスやガラス室などを使用する施設園芸が活発で、新鮮な野菜を安定供給する役割を担っています。シュンギクやカイワレダイコンなどは全国でもトップクラスの生産量です。大都市のある府県が畑作をメインにする一方、滋賀県、奈良県は米作りが農業の中心。奈良県はカキの収穫地としても有名です。和歌山県は圧倒的なシェアを誇るウメ、収穫量や産出額で全国トップのミカンなど、紀伊山地のある地域は果樹類の栽培が盛んなことが特徴となっています。関西地方も他地域と同様、高齢化が進むなどして農業就業人数はここ10年で大きく減少しています。次世代を担う若い世代の就農を各府県がサポートしています。

中国・四国

日本海と中国山地に挟まれる山陰エリア。ラッキョウの農業産出額がトップの鳥取県は平地で水田、中山間地域ではナシなどの果樹が作られています。畜産に盛んで大山では酪農、山間地域では肉用牛の育成が行われています。各地域で様々な農業が行われている県です。島根県は約8割が中山間地域となっているため緑地を広く確保できません。そのため、少量で質の高い品目を生産するスタイルを採用。特に渓流地帯のワサビは全国的に高く評価されています。耕地面積に対する有機JAS認定圃場(畑)の割合は全国トップクラスを誇ります。果樹栽培が盛んなのが温暖な瀬戸内海に面した地域。島しょ部でも狭い農地を上手に活用しています。岡山県はモモやブドウがブランド化に成功。広島県はレモン、愛媛県はミカンを始めとした柑橘類、香川県はオリーブの産地として知られています。山口県でもオリジナルの農産物、「せとみ」や「ゆめほっぺ」、伝統果樹「長門ゆずきち」など多彩な果樹が栽培されているのです。国産スダチのほとんどを生産する、生しいたけの産出額でもトップの徳島県はサツマイモの「なると金時」、地鶏として全国一の出荷羽数を記録している「阿波尾鶏(あわおどり)」のブランド化に成功。耕地あたりの産出額が日本一の高知県は畑作に重きを置いています。ショウガ、ミョウガ、ナス、ニラ、果樹でもユズやブンタンの産出額がトップです。各県とも就業人数は大幅に減少していますが、新規就農者獲得と共に生産効率の向上に積極的に取り組んでいます。

九州・沖縄

九州は概ね平地が確保しやすい地形であること、温暖で降雪も少ないことから農業が盛んな地域。農業産出額では鹿児島県2位、宮崎県4位、熊本県5位と上位にラインナップしています。イチゴの「あまおう」、八女茶や「はかた地鶏」など、福岡県は有名な産品が多く栽培・生産されています。平地が多い佐賀県は畑に比べて田の割合が5倍もあり、米だけでなく、大麦・小麦の二毛作が盛ん。ミカンやレンコン、タマネギの産地としても有名です。県面積の45%以上が島となっている長崎県。平地は少ないのですが、傾斜地や温暖な気候を活用した畑作、全国シェア25%を占めるビワなどの果樹栽培を行っています。熊本県はスイカやトマト、カスミソウ、そして馬肉生産量などが日本一。米の生産量も高く、幅広い分野の農業が行われています。大分県は林野が多めの地域。柑橘類のカボスや干ししいたけの産地として知られますが、米や畜産なども盛んで農業スタイルは多様です。宮崎県を代表する農業はまず畜産です。ブロイラー飼養頭数が全国1位、豚が2位、肉牛が3位。特に宮崎牛は高級牛肉として有名です。キュウリやピーマン、マンゴーやキンカンなど、野菜や果実の栽培でも知られています。鹿児島県は肉牛の飼養頭数が全国一。ブロイラーや豚肉の生産もトップクラスです。さらに全国2位の広さがある畑地を使ってサツマイモを始めとした野菜、花きや茶などが多く栽培されています。鹿児島県の離島や沖縄県はやせた土地で育ちやすいサトウキビが基幹作物です。マンゴーやパパイヤ、パイナップルなどの南国果実の収穫が多いのはさすがに日本南端のエリアです。九州沖縄地方も農業従事者の高齢化が深刻な問題となっていて、後継者の獲得・育成に積極的です。

林業の人口

林業従事者は1990年から2000年の10年間で約33%減少しており、1990年には1万人いた従事者は2015年には4万5000人にまで減少しています。他の一次産業と同じように、従事者の高齢化が進んでいる半面、戦後の木材需要が高かった時代に植林された森林資源の成熟期を迎えているためさらなる業務量の増加が見込まれることから、新規従事者の確保・育成に対して積極的に取り組みを行っている。その一つが「緑の雇用」事業であり、未経験から林業技術を一から学べるこの事業の開始前は年間約2000人であった新規就業者が、開始後には約3300人に増加している。林業従事者の平均年齢もようやく下がってきたところではあるが、全事業者のうち約80%が人手不足を感じているというデータもあり、今後も新規就業者が活躍できる場は幅広く用意されている分野です。

エリア別の特徴

北海道

北海道全体の約70%以上にあたる554万ヘクタールが森林で覆われており、全国の森林面積の22%を占めています。北海道の森林は、およそ55%が国有林であり、本州に比べて国有林の比率が非常に高いことが特徴です。続いて10%が道有林、35%が市町村林と民有林となっています。北海道の森林は建築向けの製材というよりも、運搬しやすい製紙用のパルプ材としての用途が多いことが特徴。森林の植生は、トドマツやカラマツなど針葉樹を中心とした人工林は約30%程度であり、残り70%は針葉樹であるエゾマツ、トドマツ、広葉樹であるシナノキ、ミズナラが合わさった針広混交林からなる天然林です。平地から山岳地帯にかけて広がる針広混交林が、北海道らしい景観を作り上げています。

東北

東北の森林率は約70%で全国平均よりやや高いものの、国有林の割合が高く、また人工林の割合が低い。森林植生は県ごとに異なり、秋田県では森林の約45%、人工林の約90%をスギが占めており、福島県はヒノキの北限であり、岩手県ではカラマツの面積が大きい。カラマツは近年、合板用材として需要が高まっている。合板は販路と価格が安定しており、機械化の技術が発展したことで生産性が向上していることから安定した事業経営ができることで注目されており、東北では合板工場が多く、東北で生産される木材の約30%は合板用となっている。また、近年ではバイオマス発電所が急増していることより、木質チップの需要も高まっている。

関東

関東の林業産出額は全国の約20%を占めており、九州と同等に高い割合となっています。産出分野を見ると木材の産出が多い九州とは異なり、栽培きのこ類の生産が全体の約4分の3を占め、ぶなしめじ・えのきだけ・生しいたけなどの多くを産出しています。関東全域の生産額のうち約58%に達します大部分を長野県が産出しています。都心部を含むことから全国平均と比べると森林の割合が少ないですが、約80%弱の面積が森林を占める長野県や山梨県があるなど、エリア内でのバラツキが大きい状況です。森林植生は、スギがおよそ半数を占め、次いでヒノキ・カラマツと続きます。また経済の中心地からアクセスが良いことから製材工場の数も多く、全国の約20%を占めている状況ですが、工場数としては一貫して減少傾向で推移しており、1990年からの30年余で約4分の1になった一方で、工場当たりの製材出荷量は2008年以降上昇に転じています。

東海

愛知県の森林率は42%を占めており、人工林の割合はうち64%と全国3位となる高水準です。これまで盛んにスギ・ヒノキの植林が行われてきており、その多くは伐採に適した樹齢まで成長し利用期を迎えています。県内で1年間に伐採される木材の量よりも、成長する木材量が上回っている状態です。この豊富な森林資源を持続的に活用できるようにするため、循環型林業の推進に取り組んでおり、長期的な視点に立った取り組みを行っています。また、岐阜の森林率は81%と全国2位。古くから盛んに木材生産が行われてきた地域で、「東濃桧」「長良杉」など全国的に有名なブランド材を生産しており、住宅や家具・工芸品などに活用されています。馬越峠の美しい石畳を囲むヒノキの林道が有名な三重県は、人工林が約70%を占め、整備されたヒノキやスギからなる森林が県内を覆います。尾鷲市は、スギやヒノキの人口植林が始まった場所と言われており林業発祥の地とも呼ばれています。全国的にも有数の多雨地帯と温暖な気候という条件が生み出す上質なヒノキを生産しています。東海地区いずれの県も、林業の歴史が長く、また森林資源が豊富なエリアと言えるでしょう。

北陸・甲信越

石川県は県土の約68%を森林が占め、うち人工林は40%です。森林の植生はスギが71%、アテ12%、次いでマツ9%となっています。アテとは、ヒノキアスナロを指す石川地方の方言であり「石川県の木」として指定され県内に多く植えられています。コナラ、ミズナラなどの広葉樹を主体とした天然林が残りの60%を占めており、美しい自然の景観を楽しめるのが北陸の森林です。新潟県も石川県と同じく天然林の割合が高く約65%が天然林です。南北に長い新潟県はエリアによりさまざまな林業を行っており、地すべりが多い地形や、豪雪地帯、暖流の影響を受け寒暖差が少ない地域など様々です。人工林の造林も行われていますが、ヒノキは雪による幹の病気を発症しやすいため、スギが主に植えられているのが特徴です。

関西

兵庫県や和歌山県など、戦後すぐに植林されたスギやヒノキなどの森林資源の成熟が進み、利用期を迎えている森林が多いエリアです。古くから木材の生産が盛んで優良な木材を生産し続けてきました。国産の木材の出荷量は、輸入の木材の台頭や景気の後退により昭和40年代をピークに減少傾向が続いているものの、その頃に植えられた木々が大きく育ち、利用できる面積がこれからも増え続けます。国産の木材の良さが見直され、出荷量も回復しつつありチャンスを迎えています。滋賀県や京都府でも同じく人工林の資源が充実しており、森林素材の循環利用を進めています。京都府では2012年に林業大学校を設立し、林業に関する基礎から、経営管理の体系的知識を深め即戦力となる林業担い手の育成を始めています。大阪府など人々の暮らすエリアと密接な場所では、土砂防止や貯水機能保全など森林の持つ公益的な機能の維持・向上の役割も重要です。

中国・四国

約84%という日本で最も高い森林率を誇る高知県を有する中国・四国地方は、石鎚山や剣山などの1000m級の山々と、吉野川や四万十川などの一級水系で知られるような豊富な水源があるエリア。急峻な山岳地帯がつくり出す地形により、降水量や気温・積雪量に大きな差があり、森林の植生もアカマツ林から、ブナ、カンバ帯と幅広い。また、人口林の割合は中国・四国全体で約48%であり、特に四国は61.1%という高い割合となっています。四国の急斜面が多く、豪富に見舞われる頻度も高いことから、森林管理と技術の確率が特に強く求められている地域と言えます。木材の供給を持続的に行うための間伐、森林資源の維持造成のための下刈・除伐などの保護事業、森林の整備や保全を円滑に行うための林道整備など、森林資源の活用と保育を総合的に行っています。

九州・沖縄

九州の森林面積は10.7%と全国平均と比べても優位性はないものの、林業産出額は全国の約20%を占めており、年々増加傾向です。これを象徴するように、九州は木材自給率も高く61%に達しており、全国平均である24%を大きく上回っている。温暖な気候により、森林の成長も早く、戦後に造林されたスギ・ヒノキをメインとした人工林が40~50年の成長周期を迎えており、今後収穫量が高まっていくことが予想されている。このように九州の林業は基幹産業として成長を期待される状況ではあるが、林業従事者の高齢化や国内需要となる住宅着工数減少など課題もあるが、バイオマス燃料となる木質チップの生産など新たな分野も積極的に推進している。沖縄に関しては、台風や干ばつ等の自然災害からの防護と保全のための森林の保全・整備をしており、林業生産物としては木材ではリユウキュウマツやイタジイ、キノコ類ではえのきだけ・ぶなしめじ等があります。中でもキノコ類は2002年に今帰仁村に生産施設が完成して以降、急速に生産量を伸ばしています。

漁業の人口

漁業の就業者数は一貫して減少傾向で、2003年から2017年の14年間で約33%減少しており、2003年には23万8000人いた従事者は2017年には15万3000人にまで減少しています。一方で、新規就業者数に関しては、2009年以降およそ年間2000人程度で横ばい推移している状況です。また、漁業者一人あたりの生産漁業所得は2012年を起点に増加傾向にあり、2012年には360万円であった所得が2017年には540万円まで増加しています。これまで地縁や血縁などの採用が多かった漁業でも、就業の多様化により未経験や外部からの新規就業が増えてきました。大型船舶を運行するにあたり海技士の資格が必要となりますが、現場に出てから取得をするのが難しい面もあります。水産高校卒業生を対象とした履修コースを設けるなど支援を行っており、水産高校卒業生が四級海技士を受験するのに必要な乗船履歴の短縮が可能となっているため、対象の場合は取得を検討すると将来有利にはたらくかもしれません。

エリア別の特徴

北海道

海に囲まれた北海道は、古くからニシン漁やコンブ漁で栄えてきました。北海道の沿岸沿いには、数多くのニシン御殿がいまも残り、ニシン漁が盛んであったイメージが強いかもしれませんが、実際にはニシン漁の最盛期の1897年を境に100年以上一貫して減少し続けており、昭和初期にはイワシやイカなどが中心になっていました。北海道の沿岸線の距離は、全国の12.5%にあたる4402Kmにおよび、日本海・太平洋・オホーツク海といった3つの海に囲まれており、それぞれの沿岸により収穫できる海産物の種類や時期が異なります。オホーツク海側ではホタテ、太平洋側ではサンマ・コンブ、日本海側ではスケソウダラやホッケなど様々です。近年の温暖化の影響で、これまで北海道では水揚げされなかった魚が獲れるようになった一方で、海水温度の上昇が原因の不漁となる海産物があることもまた事実。北海道の漁業生産量は国内の約4分の1を占めており、漁業従事者数・漁船数ともに全国1位であり、漁業界では欠かせない重要な地域となっています。

東北

八戸港、宮古港、気仙沼港、石巻港など日本有数の漁港をもつ東北エリア。特に、三陸海岸沖は、太平洋側を流れる黒潮と日本海側を流れる対馬暖流といった大きな海の流れがぶつかる場所であり、さらに岬と入り江が入り組んだ非常に複雑なリアス式海岸であることから天然の良港として古くから親しまれ、ウニ、アワビ、ワカメなどの世界融通の漁場として知られています。かつては沿岸漁業や遠洋漁業などの海面漁業が盛んでしたが、近年は牡蠣やコンブ、海苔、ホタテ、ワカメの養殖業や、さけやアワビの栽培漁業が盛んに行われています。栽培漁業とは、人工的に育てた稚魚や稚貝を海へ放流し、成魚や成貝に育ったものを漁獲するもので、海に放流しない養殖業とは少し異なる方法です。三陸海岸をはじめとした東北エリアの漁港は、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、現在は少しずつ復興が進み、新しくきれいで安全な漁港が戻りつつあります。

関東

静岡県、千葉県、茨城県、神奈川県、東京都を有する関東農政局沿海都県は海面漁業・養殖業産出額(2017年)は1485億6500万円で、全国に占める割合は10%となっています。
関東局では沿岸漁業や沖合漁業などの海で行われる海面漁業の割合が96%となっており、全国平均の66%に比べて大きく上回っています。日本列島に沿って太平洋を流れる暖流である黒潮にのってやってくるカツオ、イワシ、マグロ、サバなどが有名です。また6次産業化も盛んで、千葉の高速バスを利用した水産物輸送の試みなどが注目されています。

東海

東海農政局は三重県、愛知県、岐阜県を有しており、各県で特徴ある漁業や養殖業が行われています。三重県では志海女漁業や刺し網漁業によるアワビ、サザエ、ウニ、イセエビが漁獲されている他、養殖業では真珠の生産が有名です。愛知県は遠洋や沖合に出るような大規模な漁船の数は少ないもののクルマエビやクロダイ、あさり類が有名なほか、ウナギやアユなどの内水面養殖も盛んです。海に面していない岐阜県でもアユやマス類の内水面漁業は全国的にも有名です。

北陸

石川、福井、富山の北陸3県はいずれも海に面していることから海面漁業が98.1%を占めており、養殖業はほとんど行われていないことが特徴です。底びき網漁や定置網漁という漁法がメインで特に冬のズワイガニやブリが観光資源となっています。
また、新潟県も北陸農政局の管轄内。新潟県は他の3県とは異なり、海面漁業だけでなく養殖業も有名です。特に中越地域を中心に、ニジマスや錦鯉などが育てられています。錦鯉の養殖は全国でもっとも古くから行われており、新潟県で養殖された錦鯉は現在でも品評会で高い評価を得ています。錦鯉は日本特有の観賞魚で、今では“国魚”にも指定されています。

近畿

近畿農政局では滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県を管轄しています。太平洋に面している紀伊半島沿岸は特に水産業が盛んで、和歌山県には2016年時点で94箇所もの漁港があります。また、日本海と瀬戸内海に面する兵庫県にも2019年時点で53箇所の漁港があります。ブリ定置網などの沿岸漁業はもちろん、ハマチ、タイ、エビなどの養殖も多く行われています。また、大消費地近郊で沿岸域開発が進んでいる大阪湾も、餌料生物が豊富な好漁場として有名で、イワシ類を中心とした沿岸漁業が活発に行われています。

中国・四国

瀬戸内海は陸に囲まれた内海のため、複数の河川が流れ込み栄養素が豊富です。潮の大きな流れの影響も受けにくいことから、かつては沿岸漁業が盛んに行われてきた歴史がありますが、現在では貝類や海藻類の養殖業が盛んに行われています。特に広島のカキの養殖は大変有名で、日本の約60%を占める牡蠣の生産を担っています。また、愛媛や山口では鯛の養殖も大変盛んです。愛媛では、特産品であるみかんを与えて、魚臭さの抑制と抗酸化作用による鮮度の維持を図るなど、陸と海の特産品を組み合わせた特色のある養殖も注目を浴びています。

九州・沖縄

漁業の産出額が北海道に次ぐ全国2位の長崎県、養殖業の出荷額が愛媛県に次ぐ全国2位の鹿児島県を有する九州は、漁業が大変盛んなエリアです。九州7県のうち5県で養殖業の産出額が漁業産出額を上回っており、養殖では海苔類や、ブリ、マグロが盛んです。また長崎は真珠の養殖でも知られています。漁業では「あおざかな」と言われる、サバ・いわし・あじが多く、九州全体の漁獲量のうち約60%を占めています。まき網による漁が主力となっており、数隻の船団を組む中~大型のまき網漁を行っています。九州各港からの水産物の輸出は近年増加傾向で、販路拡大・漁業従事者の所得向上にも積極的に取り組んでいます。

一次産業で働くには

どんなお仕事にも、プラスもあればマイナスもあるもの。就業・転職を検討する際には、よいところだけではなく困難なことにも目を向けるようにすると、実際に始めた後の「こんなはずではなかった、、!」を避けやすいもの。各地の就農・就業イベントでは、実際に従事している方と直接話せる機会もありますので、下の意見を参考にして現場の声に耳を傾けてくださいね。

  • 農業
  • 林業
  • 漁業

農業で働くやりがい・大変さ

実際に現場で働く方々にやりがい・大変さに関してお伺いしてみました。一言で表現できないこともあるかと思いますが、就職・転職を検討する際の一助になると幸いです。

やりがい

自分の手で一から農作物を育てられることは醍醐味の一つです。ひとつの農作物を収穫するまでには、長い時間と手間がかかる分愛着が増し、自分たちでも美味しいと思える農作物を出荷するときはまるで自分の子どものように感じることも。近年では、道の駅をはじめとした産直販売が広がったため、生産者と消費者が直接関わることも多くなり、消費者からの「おいしい」という声を聞けることもあります。そういった反響はやはりやりがいに直結するものと言えます。

大変さ

自分たちの力ではどうにもできない天候による環境変異や、長雨・台風などの自然災害からは逃れられないことです。一つの農作物に偏らず収穫時期が違う複数の農作物を栽培するなどでなるべく影響を少なくする生産者も少なくありません。毎日の炎天下での農作業も大変なことではありますが、近年はドローンを用いた防除や、冷風ファン付きのベストなど便利なものも続々登場してきています。

働いている方の声

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大変なこともあるけど、何をつくるか、どう売るか、日々考え試行錯誤するクリエイティブで刺激的な仕事だと思います。ぜひ一緒に農業を楽しみましょう!
お名前
子どもがアトピーになったことをきっかけに自分たちで作物を作ることに興味を持ちました。大変なことが多いですが、自分たちで作った作物を子供たちに食べさせることができることは、やはり達成感があるもの。同じく、口に入るものを作って届けることの責任感を感じます。
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多くの作物では、収穫時期が1年に1回であるため何年続けても毎年学びがある。農業は単純に思われそうですが、その年の気象条件や土の状況は一度きり。だからこそ、学び続けないといけないですね。

林業で働くやりがい・大変さ

実際に現場で働く方々にやりがい・大変さに関してお伺いしてみました。一言で表現できないこともあるかと思いますが、就職・転職を検討する際の一助になると幸いです。

やりがい

暗く茂った森が間伐により、光が差し込むようになり木々の成長が促されたり、伐採した後の土地への植樹によって新たな森が生成されていく過程など、仕事の結果が目に見えることが何よりものやりがいです。また、近年は自然災害に対して森が担っている役割も重要になっており、土砂崩れ防止や万が一の際にすぐに作業を行えるような林道整備など、地域社会を守るための業務も多いことから地域社会を守っているという達成感を感じられる場面も多いはずです。

大変さ

ハーベスタなど大きな機械が作業負荷を下げてくれていることは間違いありませんが、基礎体力は必要となります。作業場の周囲までは車で向かえる場合が多いものの、中には1時間ほどかけて徒歩で作業場に向かうことも。また、伐採などには危険もつきものなので、チーム内での連携が重要になってきます。森の中で黙々と単独作業をしているイメージを持っている場合は、少し実際とは異なるかもしれません。

働いている方の声

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日頃の業務が全てSDGs。それが当たり前なので、この言葉が広がる前から、カーボン・オフセットなど、さまざまなことに取り組んできました。『誰も取り残さない』というSDGsの一つでは、人だけでなく、木も取り残さないという気持ちでものづくりを行っています。
お名前
毎日過ごす山の姿をみて、自分たちがあの景色を作っているというやりがいを感じられます。また、森に入った時に出会う野生動物たちにも癒されます。北海道だと、モモンガなども居ますね。
お名前
働く環境が良いと思います。当たり前のことですが、日没後は作業はできないため午後3時には山を下りて残業はありません。また、伐採を行う場合はチームを作って行い、危険がないようにポジション決めは詳細に行われます。そのため、当日の急な予定変更なども発生しにくい職種ですね。

漁業で働くやりがい・大変さ

実際に現場で働く方々にやりがい・大変さに関してお伺いしてみました。一言で表現できないこともあるかと思いますが、就職・転職を検討する際の一助になると幸いです。

やりがい

自分の工夫の結果、漁獲量が増え大漁になったときのやりがいはひとしお。市場価値が付きやすい高級魚や、傷がない大きな魚を獲れたときは、セリ値が一気に暴騰することも。また、比較的時間を自由に使いやすいのも漁師の醍醐味です。地域ごとの漁業権が必要になりますが、沖で漁をする漁船に乗船しても午前10時頃には陸に戻れる場合が多く、陸に戻ったあとに沿岸で獲れるような貝類・タコなどを獲ることで副収入も得られます。収入の高さは、やりがいの一つになります。

大変さ

収穫する魚の種類や漁の手法により一概には言えませんが、海面温度が低い朝凪の海に出航することが多い漁師の生活は、やはり家族と生活時間がずれてしまうことは多そうです。薄暗い午前3~4時に漁港に集合する場合がほとんどなので、夜はだいたい20時頃には就寝している漁師が多い。普段は和気あいあいしている仲間ですが、船の上では気を抜くとケガに直結するリスクをはらんでいることも事実。親方や先輩の指示を守り、自分本位な行動をしないことが重要になります。

働いている方の声

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周りは若い人が乗っていない船も多いし、ここ数年で廃業した船もあります。そういう話を聞くと、やっぱり寂しい。自分たち若い世代が水産業を引っ張っていきたいですね!最近では、未経験から漁師になる方も増えていて、現場では20代・30代の割合も少しずつですが増えています。みなさんに興味を持ってもらえるように、活気ある姿を見せていけたらいいなと思っています。
お名前
海が好きで漁師になりました。漁師ってかっこいいって、自分の子供たちにも思ってもらえるような漁師になりたいですね。都市部で会社員をしてからこの世界に入りましたが、会社員の頃より収入も増えましたね。
お名前
漁師さんって気性が荒い印象があったんですが(すみません…)、実際はぜんぜんでした。確かに、海の上では知らないと危険なこともあるので、そういったことは強く言われることもあります。でも、そういったことを陸には引きずらない。普通にみんなで談笑をしたりしながら魚の仕分けなどしています。いい意味で想像と違ったかな。

一次産業の基礎用語集

就職・転職にあたって知っておいた方がよい用語をまとめました。

  • 農業
  • 林業
  • 漁業

農業の用語集

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新規就農
新しく農業を始めることを新規就農と言います。ここで言う農業のくくりは広く、畑作だけではなく酪農や畜産も含まれます。一般的な「転職」と同じ意味の言葉であり、新規就農の方法として雇用就農や独立就農などのさまざまな就農方法があります。
雇用就農
農業法人など、すでに農業経営を行っている団体・企業・個人と雇用契約を結ぶことで労働者として就農すること
親元就農
両親またはどちらかが経営する事業体を引き継ぎいで就農すること。かつては実家が農家で、親または家族が行なっている事業を引き継いで、次期経営者となるケースが多かったが近年は減少傾向となっています。

林業の用語集

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緑の雇用
国が実施している事業であり、未経験の方が林業に就業し、必要な知識を学ぶことができる制度です。大きな特徴は、就業後10年以上に渡り、キャリアアップを支援してくれる講習や研修制度が充実しているという点です。通常であれば、高等学校や専門学校・大学などで学ぶ専門知識を国のサポートの元で身につけることができる制度であり林業に就業する多くの方が利用しています。就業1年目はまずは「フォレストワーカー」として伐倒などの現場で使う基礎知識を中心に学び、5年以上より「フォレストリーダー」として各現場を担当する作業班長の役割を担える知識をつけ、10年以上より「フォレストマネージャー」として林業の現場で統括現場管理責任者にあたる業務を行うための研修への参加資格を得られます。目指すポジションと経験年数がわかりやすく整理されており、フォレストマネージャーを目指して現場経験を詰む就業者がたくさんいます。
森林組合
森林組合は森林組合法によって設立されており、森林所有者がお互いに共同して林業の発展を目指す協同組合です。森林組合は、森林造成を通じて、木材供給のほか国土保全、水資源涵養、環境保全、文化・教育・レクリエーションの場の提供など、森林を通じた人間の生活環境の保全にとって、重要な役割を担っています。協同組合の一種であり、森林組合法に基づいて全国各地に設置されています。愛称は、JForest(ジェイフォレスト)。
林業経営体
森林の造林、保育、素材生産等の林業生産活動を行っている経営体の総称であり、森林組合・会社・個人経営等の組織形態は問いません。

漁業の用語集

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沿岸漁業
基本的に日帰りで帰れる漁場での行う漁業。定置網漁やまき網漁が有名だが、地域によって様々な漁法がある。日本の漁師の80%以上は沿岸漁業者であり、最もポピュラーな漁業。
沖合漁業
日本の200海里(約370km)水域を漁場として行う漁業。操業日数に幅があり、日帰り~1カ月程度かかるものまである。近海のマグロやカツオ、サンマやサバなどを対象としている。カツオで有名な「跳ね釣り」も沖合漁業の一種。
遠洋漁業
インド洋や大西洋など世界の海を漁場とする漁法。大型船での航海となり、乗組員は20~30名程度。一度日本を出ると短くても1カ月、長い場合は1年半近く帰国しないこともある。日本で需要が多いマグロやカツオ漁が中心で、とれた魚は船内で冷凍し、日本へ持ち帰る。